クセジュ教育方針
【リベラルアーツ】について

本物の学力は時代を越えて生きる。

クセジュの教育方針とは 新たな「学力」が問われている

 近年、子どもたちに問われる「学力」の質が変化しています。東大、京大などの国立大学を中心に、知識の量を問う問題から思考力表現力さらに想像力までを試すものへ変わりつつあります。このことは大学入試に止まらず高校入試にも急速に広まる勢いを見せています。
 千葉県においても千葉高、東葛飾高、船橋高などの県立難関高校の特色化入試では単純な知識問題は影をひそめ、教科の枠を超えた幅広い視野と柔軟な思考そして自分の言葉で記述する表現力が求められています。
 従来の穴埋め○×式の問題から記述論述主体の問題への転換です。ここで必要とされる学力は、暗記力ではなく深い理解に基づく応用力であり思考・表現力なのです。
 なぜ今問われる「学力」の質が変わったのか。その背景には世相の変化、すなわち社会的構造の変化があると思います。かつてのモノ作り中心の工業化社会においては、厳格に管理された規格品の大量生産が特徴でありそこではあらかじめ決められた手順に従い、決められた工程に沿って再現する能力が求められます。正確に覚え再現する。すなわち記憶力と手続き処理能力が尊重されます。
 ところが現在、モノは行き渡り「作れば売れた時代」から付加価値やサービスの需要が高まる「脱工業化社会」を迎え、独創性や先見性、新たな需要を掘り起こす企画力やプレゼンテーション能力がより求められる時代になっています。いわゆる「知価社会」(堺屋太一)の到来です。
 同じことは経済の世界だけではなく学術文化、芸術など様々な世界で起こっています。
模倣より独創、丸暗記的記憶力より多角的視野に基づく思考力と表現力。入試問題の急激な変化−すなわち子どもたちに求められる「学力」の変化−もまさにこのような来たるべき「知価社会」の要請を反映しているのだと思います。

ホンモノの学力をつける
クセジュのユニークな指導

 クセジュは既にこの「学力の質的変化」を見据え、他の教育機関に先駆けてユニークかつ有効な指導法を開発、実績を上げてきました。開校(1984年)以来続く全問記述のオリジナルテキストを始め、実験やディベートを取り入れた授業テーマに基づくテーマ学習、小学生の遠足授業。そして2006年からは教科の枠を超え、様々な角度から視野を広げるリベラルアーツ教育を導入し「新時代の学力」に対応しています。
 これにより生徒たちはつながりのないまま個々の知識を丸暗記するのではなく、各々の分野の歴史的背景や関連を知ることで一層興味深くまた深く理解することができるのです。その「理解」の上に徹底した記述論述指導により論理的思考と表現力を養っています。
 さらに私たちはリベラルアーツ教育の一環として授業法そのものに強いこだわりを持っています。それは「勉強の面白さを伝えるためにあらゆるツールを利用する」そのために講師は通常テキストの他に「自ら考案した資料」を使い、「学ぶことの意義や教科の面白さ」を自らの言葉で語る姿勢に表れています。どんなに時代が変わっても教育の成否は教育する者の情熱にかかっているからです。
 どんなに立派な文言であっても、どんなに優れたシステムがあっても「生徒を伸ばしたい」という講師の熱い思いがなければ教育行為そのものが成り立たない。私たちクセジュ講師の共通する信念です。
 そして私たちが授業に入る時いつも心に留めていること。それは生徒にとって“学力がつき”“楽しく学べ”“やる気のわく”授業を絶対行うということです。

代表 管野 淳一