■【小学部特集】柏教室
クセジュでは2番目に誕生した柏教室
(一昨年10周年記念を迎えました!)
の授業風景をご紹介いたします。
まずは柏教室長・鈴木先生による小6NS(ナチュラルサイエンス)からお届け。


まずは計算テストを解く生徒たち。
これは授業へ入る前に毎回行っているもので、家庭学習の習慣を身につけさせるために出している課題の成果を見る、また基礎学力を養うという目的があります。
ちなみにHS(ヒューマンサイエンス)の授業で行うのは漢字テスト。
これで点数が取れなければ、家庭学習の仕方に問題があるのかも。
しかしこのクラスでは「いつも満点続出です」と鈴木先生。
計算はこれからどんどん難しくなっていきます。
毎日しっかりとトレーニングしましょう!

さて鈴木先生の笑顔全開でメイン授業スタートです。
実は先生、この日具合が悪く、授業前のインタビューでは「うう…」と辛そうでした。
でも教室へ入ったとたんそんな雰囲気はどこへやら、テンションの高さは流石です。
前回のおさらいから。
下の画像はお隣のクラスで使っていた実験の道具ですが、このクラスでは先週こちらを使い同じ実験を行っていました。
“チーズの実験”です。

グラスの中の液体は食塩水。
浮かんでいるものはチーズ(もとは銀色の紙で包まれているおなじみのもの)。
これで何を学んだかというと「浮くちから」そう、浮力についてです。
水に塩を入れるとなぜチーズは浮かぶのか?
アルキメデスの原理を確かめました。
今日は前回と違う“ちから”を感じてみましょう。
と、いうことで今日の実験素材はこちら↓

生徒のひとりから借りたケース付きの消しゴムです。
フォルダの上に乗せ、鈴木先生がゆっくりと傾けます。
最初は上の方で踏ん張っていた消しゴムも、フォルダがある角度に傾くとスルッと落ちてしまいました。
「これは何で落ちちゃうと思う?」
生徒の口から「重力!」という言葉が。
板書でも説明です。

鈴木先生、ここで単位の“ニュートン”について触れます。
そこから関連性のある豆知識へ発展。
・先生が若い頃、天気予報などで使われる圧力(気圧)の単位はミリバールからヘクトパスカルに変わった。
・ダイエットしたい人は月へ行け!(ページの都合上、理由は割愛します。気になる人は鈴木先生まで)
生徒たちは興味津々、私も興味津々!
話の途中で出てきた地球の“自転”という言葉も、生徒たちはちゃんと覚えており。
実は以前、HS(ヒューマンサイエンス)で学んだのです(自転をHSの授業で、って不思議でしょう?それがクセジュ流!)

ケースを外した生身(?)の消しゴムもスルッ…とはいきませんね。
なぜでしょう?
「摩擦!」という言葉が飛んできました。
鈴木先生、もちろんまだ分からない生徒のためにきちんと説明します。
この辺りではお顔が真剣!

事前のインタビューで鈴木先生は、
「授業はあくまできっかけ。授業の中で初めて知ったこと、宿題を通して知ったことなどを大切に保存しながらそれを温め、深く切り込んでいって欲しい」
と仰っていました。
それは例えば、大学で学ぶ分野を決めるということにも繋がるんじゃないかと思います。
今日の授業で学んだことを温め、深く切り込んでいって欲しいですね。
さてこちらは枝広先生の小4HS(ヒューマンサイエンス)です。
時間の都合で一場面にお邪魔しただけですが、生徒さんたちとっても元気!
この日は今月のカリキュラムで扱われた「古事記」から生徒のみんなが宿題で自作した4コママンガの発表会でした。
先生は復習を兼ねながら、生徒の作品に突っ込みを入れていきます。
みんな印象に残った場面をアレンジしていて見事です。
ホントに小4生?

次の授業は川口先生担当の小6HS(ヒューマンサイエンス)です。
おぉ〜各教室の小学部レポでも見受けられた名前がホワイトボードに並んでいますね!
川口先生、実はカタカナが並ぶのは苦手なんだとか(笑)

最初の質問は
「この中で誰が一番年上か知ってる?」
何人かの生徒が
「ソクラテス!」
私(何で知ってるの!?)
きちんとテキストを読み込んでいるんですね〜。
彼らがどこの国にいたのか、世界地図でみんなに確認して貰います。

ギリシャはどこかな?
今日の話の中心はプラトン。
当時のギリシャ人に
「人は人、わたしはわたし、みんな違ってていいでしょ」
という風潮があったという話を聞き、中には
「どうしてそれじゃいけないの?」
という顔の生徒も。
「それでいいこともあるけど、」と川口先生は続けます。
皆がそういう考えだと、迷うこともある。
みんな自由にしていいよって言われて、いざ何かをしようとして、本当にそれが正しいのかどうか分からず迷うかもしれない。
だから、「共通して正しいことを考えよう」としたのがプラトンさん。
それを考えるための場所がアカデメイア(学校、塾のようなところ)であり、そこから数学や哲学、天文学などの学問が広がっていったのです。

「みんなが好き勝手に考えていた」ということを倫理観という言葉に置き換えてみます。
他の教室でも扱っているイデア論にも触れ、「ピンとこない」という生徒たちのために、川口先生はカレンダーに載っている色とりどりの風景写真を使います。
写真の風景を見て「キレイだ」と思っても、その風景自体は本物じゃない…
だんだん分かってきたようです。

授業後のアンケートでも
「おもしろいたとえで教えてくれるから分かりやすい」
と書いてくれたように、ちょっと難しい言葉を難しいまま教えるのではなく、先生の個性溢れるたとえで解説、それもまたクセジュの授業が面白いという理由のひとつです。
まだクセジュを体験されていない方はぜひ見学にいらして下さい!