■今年の夏は岩手へ!
ツアーに参加する生徒も不参加の生徒も
全員がこの授業を受けます。
いつもは教室ごとの少人数授業ですが、
この日ばかりは全教室が柏教室に大集結しました。
最初に小学部責任者の菊地先生が
宮沢賢治の子供時代からの話をしました。
石が大好きで鉱物集めを好んでしていた賢治。
「君たちとかわらず腕白坊主だったんだよ!」
石っ子と呼ばれていたそうです(笑)
賢治が父親に連れられてよく行ったのが山水閣。
「みんなもここに泊まることになります」
妹との永遠の別れを表すタイトル『永訣の朝』を菊地先生が朗読して解説します。
病弱だった妹のトシは賢治にとって大きな存在だった、と先生が説明。
あめゆじゆ とてちて けんじや
文章は古い言葉で書かれていますが、
生徒もなんとなく分かった様子です。
続いて、辻岡先生による『銀河鉄道の夜』解剖。
といっても先生が一方的に話すのではなく、
事前に本を読んできている生徒に
「ジョバンニのお父さんはいつも家にいる人だった?
お母さんは?」
など、登場人物や話の展開を生徒にたずねながら
板書していきます。
菊地先生が後ろの席でテキストを覗き込んでいますね。

生徒たちは手元のプリントにポイントを書き込んで
内容を整理していきます。
賢治は仏教を信じていたようですが、
物語の中には“十字架”とか“ハレルヤ”とか
キリスト教らしき表現があちこちに見られます。
3人目は福田先生。
いつもクセジュで数学や理科など理系科目を担当していますが
今日は映像授業だそうで・・・

プロジェクターを使って壁に映し出されたのは星。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の授業のはずですが、
学校ではこんな授業は見られそうにないですね(笑)

「天の川って、川だと思ってる?
実は銀河って、どら焼きみたいな形をしているんです」
と、その形を描いてみます。
「銀河系と天の川が同じモノだということを知っておいて!」
そうだったんですね!
川って聞くと、つい水が流れる川を連想してしまいますが・・・。
先生は続いて『銀河鉄道の夜』に登場する星座を
次々と映し出していきます。
「さそりは何で赤いんだっけ?」
物語の中では「炎になりました」と書いてありました。
物語の最初に登場するのははくちょう座。
距離は11光年。
「光年ってわかる?」
先生が解説し、計算式を書きました。
すごい数字、「スタートからめちゃくちゃ遠い!」(笑)
先生は星の色と温度の話もしました。
ところで、宮沢賢治が生きていた時代には人工衛星なんかも
なかったわけで、どうして賢治がよく知っていたかについて
「賢治は英語の文献を読んで自分なりに考えて本に書いたんだ。
だから宮沢賢治は本当に、本当にすごい人なのだと知って
見学に行ってほしいんだ」
と福田先生が熱く語ります。
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見学にいらした保護者の方から
「クセジュさんはいろんな角度から授業をやってくれるから
そこがいいんですよね」
というお言葉をいただきました。
様々な角度からアプローチすることで、
生徒の興味・関心を引き出せるよう
日々格闘している講師にとって嬉しいお言葉を
ありがとうございます。
見学ツアー後の生徒の感想が楽しみです!