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2010年07月17日

■今年の夏は岩手へ!

クセジュ小学部恒例、夏の見学ツアーが
すぐそこまで迫っています。〔8/2〜8/3〕

今年は宮沢賢治の故郷、岩手を訪れることに
なっています。
今日はその「事前学習」を柏教室で行いました。


ツアーに参加する生徒も不参加の生徒も
全員がこの授業を受けます。

いつもは教室ごとの少人数授業ですが、
この日ばかりは全教室が柏教室に大集結しました。


最初に小学部責任者の菊地先生が
宮沢賢治の子供時代からの話をしました。

石が大好きで鉱物集めを好んでしていた賢治。
「君たちとかわらず腕白坊主だったんだよ!」
石っ子と呼ばれていたそうです(笑)


賢治が父親に連れられてよく行ったのが山水閣。
「みんなもここに泊まることになります」

妹との永遠の別れを表すタイトル『永訣の朝』を菊地先生が朗読して解説します。
病弱だった妹のトシは賢治にとって大きな存在だった、と先生が説明。


あめゆじゆ とてちて けんじや


文章は古い言葉で書かれていますが、
生徒もなんとなく分かった様子です。

続いて、辻岡先生による『銀河鉄道の夜』解剖。
といっても先生が一方的に話すのではなく、
事前に本を読んできている生徒に
「ジョバンニのお父さんはいつも家にいる人だった?
 お母さんは?」
など、登場人物や話の展開を生徒にたずねながら
板書していきます。

菊地先生が後ろの席でテキストを覗き込んでいますね。

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生徒たちは手元のプリントにポイントを書き込んで
内容を整理していきます。

賢治は仏教を信じていたようですが、
物語の中には“十字架”とか“ハレルヤ”とか
キリスト教らしき表現があちこちに見られます。


3人目は福田先生。
いつもクセジュで数学や理科など理系科目を担当していますが
今日は映像授業だそうで・・・

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プロジェクターを使って壁に映し出されたのは星。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の授業のはずですが、
学校ではこんな授業は見られそうにないですね(笑)

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「天の川って、川だと思ってる?
 実は銀河って、どら焼きみたいな形をしているんです」
と、その形を描いてみます。
「銀河系と天の川が同じモノだということを知っておいて!」

そうだったんですね!
川って聞くと、つい水が流れる川を連想してしまいますが・・・。

先生は続いて『銀河鉄道の夜』に登場する星座を
次々と映し出していきます。

「さそりは何で赤いんだっけ?」
物語の中では「炎になりました」と書いてありました。


物語の最初に登場するのははくちょう座。
距離は11光年。

「光年ってわかる?」
先生が解説し、計算式を書きました。
すごい数字、「スタートからめちゃくちゃ遠い!」(笑)

先生は星の色と温度の話もしました。

ところで、宮沢賢治が生きていた時代には人工衛星なんかも
なかったわけで、どうして賢治がよく知っていたかについて
「賢治は英語の文献を読んで自分なりに考えて本に書いたんだ。
 だから宮沢賢治は本当に、本当にすごい人なのだと知って
 見学に行ってほしいんだ」
と福田先生が熱く語ります。


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見学にいらした保護者の方から
「クセジュさんはいろんな角度から授業をやってくれるから
 そこがいいんですよね」
というお言葉をいただきました。

様々な角度からアプローチすることで、
生徒の興味・関心を引き出せるよう
日々格闘している講師にとって嬉しいお言葉を
ありがとうございます。

見学ツアー後の生徒の感想が楽しみです!